資産1億円超の世帯は日本に何パーセント?日本で富裕層がなぜ増えるのか
富裕層に近づくために「賢い資産運用のポイント」
一個人が富裕層に近づくために必要な要素として、資産運用が挙げられます。資産運用をするにあたって大事なポイントは「リスクを分散すること」です。 分散といっても大きく分けて3種類に分けることが出来るので、本記事では3種類の分散についてお伝えさせていただきます。 ●リスクの分散 話題の新NISAは多くの方がつみたて投資枠で全世界株や米国株式のインデックスファンドなどの投資信託で資産運用を行っているかと思います。 たしかに、投資信託は様々な銘柄に投資をしてくれているのですが、先ほど触れた投資信託は株式に投資をしていることになり、資産を分散させていることにはなりません。 資産を分散する際に一般的に検討されるのは、債券であったり、不動産、またコモディティ(商品)などがあります ●地域の分散 日本株式に等をしている投資信託や日本国債だけに投資をしていると、日本の情勢が動くと、資産全体も大きく動く可能性があります。 そのようなリスクを回避するために日本だけではなく、アメリカやインドなど幅広い地域の投資信託や債券に分散することも資産運用するにあたって大事なポイントになっています。 ●時間の分散 次に投資のタイミングを複数に分けて資産運用をすることもポイントになってきます。 今回のように投資信託の価格が大きく下がったとしても、安く購入できると考え気にせずに積み立てを行うことでタイミングのリスクを減らすことが可能になっています。 資産運用にまつわるさまざまな情報を収集することで自身の資産を効率的に増やすヒントを得られるかもしれません。今後の経済動向に注目しつつ、賢いお金の使い方を心掛けましょう。
参考資料
・株式会社野村総合研究所「野村総合研究所、日本の富裕層は149万世帯、その純金融資産総額は364兆円と推計 | ニュースリリース | 野村総合研究所(NRI)」 ・Black Card 1 株式会社「ラグジュアリーカード利用データ調査」 ・Black Card 1 株式会社「ラグジュアリーカード会員 ライフスタイルに関する調査」 ・金融庁「NISAを知る」 ・厚生労働省「iDeCoの概要」 ・三井住友トラスト・資産のミライ研究所「相続資産の規模と形態について」
筒井 亮鳳