【戸田ボート TAMRON CUP】宮崎心之介 地元有望新人がデビュー「強い選手になりたい!」
ボートレース戸田の4日間シリーズ「TAMRON CUP」は期が改まる11月1日、開幕する。 埼玉支部期待の大器がベールを脱ぐ。135期の宮崎心之介(22=埼玉)がデビュー戦を迎える。 ボートレーサー養成所時代に行われるリーグ戦の勝率は驚異の8.37。134期生として入所したが負傷のため、1期遅れでの卒業となった。 「最初の同期が卒業した時は心が折れかけた。でも、(訓練が重なる)133期、136期の人たちと交流ができて、いい経験になりましたね」。苦難を前向きな姿勢で乗り越えて訓練に没頭。力をたくわえていった。 デビューを前にして「スタートは得意な方。訓練中はフライングが多かったけど、やっと全速で行けるようになってきました。見てほしいのは一番お世話になっている佐藤航さんにいただいたピンクのカッパです。緊張?していませんよ」。初の実戦を目前に控えていても、常ににこやか。肝っ玉も大きそうだ。 さあ、初日は1R6号艇の1回乗り。獲得した33号機は、前節のSGボートレースダービーで前田将太が上位クラスの動きを見せていた良機だ。デビュー戦初勝利なるか、注目したい。