自民杉田氏は「不正義」 民族差別的言動に抗議集会
札幌市で13日、自民党の杉田水脈衆院議員によるアイヌ民族などへの差別的言動に抗議する集会が開かれた。約150人が参加し、主催団体の木村二三夫共同代表は「杉田議員はマイノリティー(少数派)への侮辱的言動を正当化しようとしている。私たちは不正義に大声を出さなければならない」と批判した。 アイヌ民族の沖津翼さんは、2012年に自民党が政権を取って以降、米軍基地が集中する沖縄県や在日コリアンなど、少数者の立場が危ぶまれる事象が増えたとし「杉田議員だけが問題ではない。国を主体的に動かす人たちの中に、そうした思想を持つ人がいるということだ」と主張した。