藤井聡太八冠(21)と伊藤匠七段の“同学年対決” 「運命の叡王戦第5局」舞台のホテルは前日から盛り上がっていた!
CBCテレビ
(若狭敬一キャスター) 6月20日に将棋の「叡王戦五番勝負」の第5局が行われる、山梨県甲府市に大石さんがいます。 今回の対局、ホテルの方も楽しみにしていますよね。 【写真を見る】藤井聡太八冠(21)と伊藤匠七段の“同学年対決” 「運命の叡王戦第5局」舞台のホテルは前日から盛り上がっていた! (大石邦彦アンカーマン) 皆さん、この日を待ちわびておりました。 決戦の舞台となる「常磐ホテル」の前に来ております。 会場の周辺はどうなっているのか、若狭さん気になりませんか? ちょっと見てください、こちらには「ようこそ信玄の湯、湯村温泉郷へ」と書いてあります。 この辺りは温泉郷になっていまして「武田信玄公の隠れ湯」として知られているんです。 戦国の世で疲れた体を、こちらで癒していたというエピソードも残っています。 その湯村温泉郷の玄関口と言われているのが、この常磐ホテルになります。 この辺りでなぜ温泉が出たのかというと、かの有名な弘法大師が、この地で杖をポンと突いたら地面が割れて温泉が噴き出したという逸話も残っているんです。 そんなエピソード満載の湯村温泉郷なんですが、このホテルから「あるもの」を見ることができる場所があります。 その「あるもの」は若狭さんも見たことがあると思います。 それはですね…ありました、見てください! (若狭キャスター) 何でしょうか…あっ「富士山」。 (大石アンカーマン) そうなんです、日本一の富士山。 その頂きを見ることができるホテル、ここで日本一の戦いを藤井八冠と伊藤七段が行うということなんです。 (若狭キャスター) これは、まさに頂上決戦に相応しい場所ですね。 (大石アンカーマン) そういうことなんですよね。 建物の中には、このホテルでこれまでに行われてきた数多くのタイトル戦を紹介する将棋の展示室があります。 その中の「お宝」を借りてきました。 これは藤井八冠が七段だった時の「揮毫」です。 「飛翔」と書いてありますね。 今は九段となった藤井聡太八冠が、八つのタイトルを守ることができるのかということなんですね。 その展示室には大勢のお客さんも来られますので、こういったものも用意されています、「半世紀の激闘の記録」というパンフレット。 中には、この常磐ホテルでいったいどんな戦いが行われてきたのかというようなエピソードが掲載されておりまして、皆さん、このパンフレットを見ながら館内を周っているわけなんですね。