巨人の開幕スタメンは? 先発メンバーを徹底予想!
3月29日に開幕を迎える2024年シーズンのプロ野球。各球団で熾烈なレギュラー争いが繰り広げられているが、スターティングメンバ―の陣容も見えてきている。ここでは、12球団の開幕スタメンを予想していきたい。今回は、セントラル・リーグの読売ジャイアンツ編。 【写真】プロ野球、12球団の開幕スタメン予想一覧
投手:戸郷翔征
開幕投手には、戸郷翔征が内定している。昨季は2年連続で2桁勝利を挙げ、名実ともにエースへ成長。高卒6年目にして、初の大役を任される。 また、昨季10勝の山﨑伊織、フォスター・グリフィン、ヨアンダー・メンデスの両助っ人、ベテランの菅野智之、トレードで加入した高橋礼の開幕ローテーション入りが濃厚。 ドラフト1位ルーキーの西舘勇陽、昨季5勝を挙げた赤星優志は、中継ぎに回ることになりそうだ。
捕手:大城卓三
開幕マスクは、大城卓三が当確か。 捕手陣では打撃で頭一つ抜けており、今季も攻守でチームを牽引する活躍が求められる。 また、昨季46試合に出場した岸田行倫、経験豊富な小林誠司、高卒5年目の山瀬慎之助、トレード加入の郡拓也なども虎視眈々と開幕マスクを狙う。
内野手
一塁手:岡本和真 二塁手:吉川尚輝 三塁手:坂本勇人 遊撃手:門脇誠 内野手では、一塁の岡本和真、三塁の坂本勇人、遊撃の門脇誠は当確だろう。 3選手ともに阿部慎之助監督の就任当初からレギュラー構想に掲げられており、打線においても重要な役割を担う。 また、二塁の吉川尚輝もほぼ確実だろう。昨季は打撃成績をやや落としたが、球界屈指の守備力は大きな魅力。今季は攻守でチームを牽引したい。 その他には、ドラフト4位ルーキーの泉口友汰や増田陸らが控える。
外野手
左翼手:丸佳浩 中堅手:佐々木俊輔 右翼手:梶谷隆幸 外野手は熾烈な争いとなっているが、開幕戦の相手・阪神タイガースの開幕投手が青柳晃洋に決定していることから、左打者3人を予想した。 左翼の丸佳浩は、青柳に対して通算打率.452と好相性を誇る。昨季は規定打席未満となったが、11年連続で2桁本塁打をクリア。今季は再びレギュラーの立場を確立させたい。 中堅は、ドラフト3位ルーキーの佐々木俊輔を予想した。オープン戦で猛アピールを見せており、開幕スタメンの座を手中に収めつつある。 右翼は、メジャー通算178本塁打の実績を持つルーグネッド・オドーアの起用が濃厚だったが、開幕直前にまさかの電撃退団。代役候補は多くいるが、オープン戦好調で実績もある梶谷隆幸を予想した。 その他にもオープン戦で結果を残している松原聖弥、ベテランの長野久義、高卒2年目の浅野翔吾らも候補に。昨季ブレイクした秋広優人は、二軍スタートが決定的だ。
巨人の開幕オーダー(打順)予想
1番(中)佐々木俊輔 2番(遊)門脇誠 3番(左)丸佳浩 4番(一)岡本和真 5番(三)坂本勇人 6番(捕)大城卓三 7番(右)梶谷隆幸 8番(二)吉川尚輝 9番(投)戸郷翔征 リードオフマンには、打撃好調の佐々木を置き、2番には小技もできる門脇を起用。 クリーンアップは丸、岡本、坂本と抜群の実績を誇る3人を並べ、下位への潤滑油となる6番には大城を予想。 また、7番は電撃退団オドーアの代役と予想した梶谷。8番・吉川とともに、下位打線でも多彩な攻撃パターンが展開できる。 巨人の開幕戦は、3月29日。本拠地・東京ドームで王者・阪神タイガースと対戦する。
ベースボールチャンネル編集部