Wリーグを代表する2選手がタイトルパートナー決定にコメント…髙田真希「発展に貢献していきたい」
Wリーグは9月4日、2024-25シーズンのタイトルパートナーに関する記者会見を開催。選手を代表して髙田真希(デンソーアイリス)、渡嘉敷来夢(アイシンウィングス)が登壇した。 新シーズンのタイトルパートナーが「大樹生命保険株式会社」に決定したことを受けて、冒頭の挨拶で渡嘉敷が「大樹生命さんと一緒にWリーグを盛り上げていきたいと思っています」と話せば、髙田が「Wリーグと大樹生命さんが今後、大きく発展していくことを願っていますし、選手としてそこにしっかりと貢献していきたいと思っています」と続けた。 渡嘉敷は2010年から在籍したENEOSサンフラワーズを離れ、新シーズンからアイシンでプレーする。キャリア15シーズン目を迎える33歳は「自分自身がここまでバスケットボールをプレーできたのは、Wリーグがあったから。どんなに辛い時も頑張ってきて良かった」と回顧し、「タイトルパートナーがついたことで、もっともっと盛り上がって、バスケットボールがメジャーになるのかなと感じているので、自分自身はまだまだ頑張っていきたいと思っています」と意気込んだ。 1日にデンソーとの2024-25シーズン選手契約締結が発表されたばかりの髙田も、キャリア17シーズン目に突入した35歳のベテランだ。女子バスケットボールの成長を肌で感じてきたという日本代表センターは「(Wリーグの)価値を理解してもらえることがなかなか難しく、この数年はもどかしさも感じていました。自分たちが価値あるものだと思っていても、その価値を感じてもらわなければ意味がないと思っているので。大切なのはプレーで示し続けること」と語り、タイトルパートナー決定についても触れた。 「今回のパリでは結果が出ませんでしたけど、オリンピックに続けて出場すること。Wリーグを通じて自分たちは発展して、成長してきました。そこに価値を感じてくださったのは、自分としては長いシーズンやってきて良かったなと思います。これがスタートだと思うので、自分自身も若い選手に負けず、Wリーグの発展に対して貢献していきたいです」 「京王 presents Wリーグプレーオフ 2023-2024」ファイナルでは過去最多の入場者数を記録するなど盛り上がりを見せ、新シーズンの開幕にも期待が高まる。新天地に移籍した渡嘉敷、現役続行を決めた髙田がそれぞれコメントした。 「映像でも見られますけど、1人でも多くの方に会場に来ていただき、一緒に戦っていただけたらと思っています。会場に来て、後悔はさせません」(渡嘉敷) 「既存ファンに満足してもらうことはもちろんですけど、新しい取り組みに興味を持ってもらうこと。初めて会場に足を運んだ方々がプレーを見た時に『すごいな』、『雰囲気がいいな』、『もう一度見てみたい』と思わせることが選手としての1つの使命だと思います。魅力的に思ってもらうことがリピートにつながると思うので、選手としてはそういったことを頭に入れることで、自分たちの成長はもちろん、Wリーグの新しい発展にもつながっていくのかなと。選手としてはプレーするだけではなく、理念にもあるとおり、コート外にも自分たちが貢献できる場、アスリートの力を使ってできることは多くあると思っています。そういったところからでも貢献していくことで、興味を持ってもらえるのかなと。そういった取り組みができるのは、自分自身としてはうれしいです」
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