名将クロップ、来年1月来日へ レッドブル買収の大宮を視察「非常に興味のあること」
クラブプロパティ発表イベントを開催
J3大宮アルディージャを買収した大手飲料メーカー「レッドブル」が11月6日、クラブプロパティ発表イベントを開催。J2に昇格する来季からクラブ名を「RB大宮アルディージャ」に変更することを正式発表するとともに、レッドブルのグローバルサッカー部門責任者に就任する名将ユルゲン・クロップが来年1月に来日することも明かされた。 【写真】「来てたの?」「伏線ですか」 現場から退いたクロップがスタジアムに現れた様子 ドイツ人のクロップ氏は昨季限りでイングランド1部リバプールの監督を退任。2025年1月1日からレッドブルのグローバルサッカー部門責任者に就任することが発表されている。レッドブル傘下クラブの国際ネットワークを統括する役割を担う予定で、オリバー・ミンツラフCEOは来年1月に来日することを明かした。 ミンツラフCEOは「彼にとっても非常に興味のあることだったと思いますし、1月に就任してからすぐに日本に来て、まずチームを視察し色々と話し合いをすることになると思います」と述べ、続けて「クロップ自身が日本という国、また日本のサッカーについても非常に素晴らしいと考えています。 特に前回のワールドカップでの日本の活躍でも当然現場で見ていたわけですから、そういったことも知っていると思います」と話した。 57歳のクロップ氏は、マインツ、ボルシア・ドルトムント(いずれもドイツ)、リバプールでの監督キャリアを持ち、ドルトムントで香川真司、リバプールでは南野拓実、遠藤航といった日本人選手を指導。リバプール時代にはUEFAチャンピオンズリーグ(2018-19)やプレミアリーグ(19-20)制覇など6つの主要タイトルをもたらした。 レッドブルグループは今年8月に買収した大宮をはじめ、RBライプツィヒ(ドイツ)、レッドブル・ザルツブルク(オーストリア)、ニューヨーク・レッドブルズ(アメリカ)、レッドブル・ブラガンチーノ(ブラジル)と世界で5クラブを保有している。
FOOTBALL ZONE編集部