東大合格者語る「学び直しで挫折」その大きな原因 家庭や仕事ある中、勉強どう効率化させる?
「リスキリング」という言葉が流行るように、社会人になってからも何かしらの勉強を続けている人は多いことでしょう。しかし家庭もあれば、仕事もあり、遅くまで人付き合いもしなくてはならず、勉強をする時間がない! などと思う人も、多いのではないでしょうか? そんな忙しい社会人に向けて、30代になってから東大受験を決意して、仕事をしながら勉強を続けて、見事東大合格を果たした『あなたの人生をダメにする勉強法 「ドラゴン桜」式最強タイパ勉強法で結果が変わる』の著者、青戸一之さんが大人のための目標設定のコツをお話しします。 【漫画で読む】『ドラゴン桜』桜木先生が語る、挫折を防ぐ目標設定のコツ
■目標設定を間違えると、挫折する恐れ 学生時代と大人になってからの勉強で大きく違うものの1つに、モチベーションがあると思います。 キャリアアップや転職のための勉強であれば、努力が自分の利益に直結します。周りにつられて何となく勉強することが多い学生時代と比べて、やる気が全然違うことでしょう。 また、趣味や教養のための勉強であれば、自分の意志で、かつ自分の興味や関心に沿って学ぶので、学校でやらされる勉強とは違った楽しさがありますよね。
ただ、いくら勉強のモチベーションがあっても目標設定の仕方を間違えると、志半ばで挫折する恐れがあります。 資格の取得やTOEICなどのスコアアップを目指して勉強を始める人は多いと思いますが、そのような最終目標だけだとゴールまでの道のりがはてしなく感じてしまって、途中でやめたくなる瞬間がくるでしょう。 また、「大人として多少は知っていないと恥ずかしいから」という気持ちで、経済や歴史などの勉強を始める人もいると思いますが、このような何となくのスタートもまた、途中で気持ちが切れてしまう可能性が高いです。
では、どうすればモチベーションを保ちながら、勉強を続けることができるのでしょうか。漫画『ドラゴン桜』では、挫折を防ぐための目標設定のコツを「万里の長城」の工法になぞらえて説明しています。詳しい説明の前に、まずはこちらをご覧ください。 ※外部配信先では漫画を全部閲覧できない場合があります。その際は東洋経済オンライン内でお読みください いかがでしょうか。大きな目標を達成するためには、まず身近で達成しやすい目標を用意することが必要だ、という話でしたね。