「機動警察パトレイバー EZY」出渕裕らヘッドギアのメンバーも参加し、26年にプロジェクト始動 改修型イングラムが登場
2017年に制作決定が発表され、22年にパイロットフィルムが公開された「機動警察パトレイバー」シリーズのアニメ最新作「機動警察パトレイバー EZY(イズィー)」のプロジェクトが、26年に始動することが決定した。メインスタッフが発表されている。 「機動警察パトレイバー」シリーズは、「レイバー」と呼ばれる人間型作業機械(巨大ロボット)が普及した社会を舞台に、頻発するレイバー犯罪に対応するため、警視庁が創設した特殊車両二課(特車二課)の奮闘を描くメディアミックス作品。1988年にOVAがリリースされ、ゆうきまさみによる漫画版の連載もスタートした。その後もテレビアニメや劇場アニメ、ゲーム、実写ドラマなどが制作されている。 スタッフは原作者である「ヘッドギア」の初期メンバーが再集結。出渕裕が監督、伊藤和典が脚本・シリーズ構成、ゆうきまさみがキャラクター原案、高田明美がコスチュームデザイン協力を務める。音楽はシリーズおなじみの川井憲次が担当。キャラクターデザイン・総作画監督として「Lostorage incited WIXOSS」の佐藤嵩光、メカニカルデザインとして「フルメタル・パニック!」の海老川兼武と渭原敏明が参加する。アニメーション制作は「とある魔術の禁書目録」のJ.C.STAFF、CG制作は「PLUTO」のGAZENが行う。 今作に登場する特車二課のレイバー「イングラム・プラス(AV-98plus)」の設定も公開された。1998年にロールアウトしたイングラム(AV-98)に改修を重ね、約30年の長きにわたって運用され続けてきた機体となっている。また、発表済のティザービジュアルも、イングラム・プラス仕様に一新された。 そのほか、全国105館で1週間限定実施中の「機動警察パトレイバー 劇場版」リバイバル上映では、機動警察パトレイバー EZY」のパイロットフィルム(約2分)が上映されている。入場特典は、「機動警察パトレイバー 劇場版」と「機動警察パトレイバー EZY」のダブルA5ミニポスター。