なでしこ、北朝鮮戦へ異例の準備 会場未確定、サウジ開催浮上
サッカー女子日本代表「なでしこジャパン」は、北朝鮮とのパリ五輪アジア最終予選第1戦(24日)まで残り1週間余りとなっても会場が未確定という異常事態に直面している。関係者によると、サウジアラビアなどが候補として浮上。ただ16日時点で最終的な決定には至っていない。 最終予選はホームアンドアウェー方式。第2戦は東京・国立競技場で行われ、2戦合計の勝者が五輪に出場する。当初、第1戦の会場は平壌だったが、日本代表メンバーが発表された8日、中立地開催の可能性が明らかになった。試合運営を巡って不透明な要素が多いことが理由で、アジア・サッカー連盟が北朝鮮側に代替地を提示するように要求した。