Koki NAGAHAMA/GEKISAKA(ゲキサカ)

[9.15 J2第31節 いわき 0-2 長崎 ハワスタ] 　J2リーグは15日、第31節を開催した。3位V・ファーレン長崎は敵地で8位いわきFCと対戦し、2-0で勝利した。 【写真】「スタイル抜群」「目のやり場に困る」“勝利の女神”のアウェー遠征に反響 　J1昇格プレーオフ出場圏内に食い込みたい、いわきは2連勝を、長崎はJ1自動昇格圏内を目指して8試合ぶりの白星を狙った。試合は立ち上がりからホームチームがボールを握るも、チャンスを多く作ったのはアウェーチームだった。 　長崎は前半11分、右サイドでコーナーキックを得ると、MF安部大晴が左足で入れたボールにFWフアンマ・デルガドが頭で合わせるもクロスバーに直撃した。同13分には、フアンマ・デルガドがペナルティエリア手前でキープして右のFWマルコス・ギリェルメにパス。クロスボールにFW澤田崇が飛び込んだが、GK立川小太郎にキャッチされた。 　いわきは前半17分、右サイドでボールを受けたMF西川潤がインサイドへ切り込んで左足を振る。鋭いシュートはわずかに枠を逸れていった。さらに同33分には、ペナルティエリア手前でフリーキックを獲得。MF山下優人が左足で狙ったが、枠を捉えることはできなかった。 　すると先にスコアを動かしたのはアウェーチームだった。長崎は前半38分、敵陣ハーフウェーライン付近でフリーキックを得ると、MF秋野央樹が近場のDF青木義孝にパス。右サイドから左足で入れたクロスを澤田が頭で折り返すと、MFマテウス・ジェズスが左足で丁寧に決めた。 　長崎は1点リードのまま前半を折り返すと、後半28分に追加点を挙げた。左サイドのコーナーキックを安部が蹴り込み、フアンマ・デルガドが競り勝つ。流れたボールをDF田中隼人が詰めてゴールネットを揺らした。 　試合は終盤にかけて一進一退の展開となったが、両チームともにゴールは生まれず。長崎が2点のリードを守り抜いて2-0で勝利した。