現役選手が選ぶMLBベストプレーヤーは大谷翔平! 米メディアが18球団100人以上にアンケート「オオタニは2位アクーニャJr.に大差をつけた」
現役選手が選ぶMLBのベストプレーヤーに、大谷翔平が選ばれた。米メディア『The Athletic』が6月10日の記事で発表した。同メディアは春季キャンプの時期から約2か月半にわたり、18球団100人以上の選手にアンケートを実施。対象チームは両リーグ半々で、匿名を条件に意見を聞いて回った。 【動画】“怪物新人”スキーンズから放った大谷翔平の15号2ランをチェック! 同メディアはまず、「厳密には科学的な世論調査ではなく、話を聞いたすべての選手が、すべての質問に答えてくれたわけではない」と断ったうえで、「それでも、実際に試合を行なう選手が、他の選手をどのように見ているのかを知る興味深い機会になる」と、調査の意義を強調している。 そのなかで現役選手が選んだベストプレーヤーは、ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平だった。大谷は46パーセントの票を獲得し、その割合は2位のロナルド・アクーニャJr.(26.5パーセント)に大差をつけた。 ある選手は大谷について、「他の誰とも比較のしようがない。誰でも選手は比較対象を持っていると思うが、彼には比較対象がないんだ」と語った。また別の選手は大谷を現在のベーブ・ルースだと称賛した。 今シーズンの大谷は肘を手術した影響で、打者に専念している。それでも本来ならサイ・ヤング級の投球をマウンド上でみせる。完全な健康であれば、大谷よりも価値のある選手は不可能だとも記した。 一方で過大評価されている選手の1位に選ばれたのが、全体の20.3パーセントを獲得したマイアミ・マーリンズのジャズ・チゾムJr.で、2位にはロサンゼルス・エンジェルスのアンソニー・レンドーン(10.2パーセント)が入っている。 構成●THE DIGEST編集部
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