舘ひろし&柴田恭兵、最強バディにインタビュー 先輩からの大切な教えを胸に“あぶ刑事”演じる
日テレNEWS NNN
24日に公開される映画『帰ってきた あぶない刑事』。公開を前に、主演の舘ひろしさん(74)と柴田恭兵さん(72)にインタビュー。先輩からの大切な教えを明かしてくれました。 【画像】舘ひろし&柴田恭兵 横浜の街にしみじみ 柴田は「ここ一生懸命走ったな」 映画は、1986年にテレビドラマとしてスタートした『あぶない刑事』シリーズの最新作。前作の映画『さらば あぶない刑事』から8年の時を経てスクリーンに帰ってきます。 テレビドラマスタートから38年間、同じ役を演じてきた2人ならではの制作の裏側について聞いてみました。 ――“あぶ刑事”らしさを出すためにこだわったことは? 舘:脚本からずいぶん外れてアドリブ満載ってところかな。最近こういう映画がないから、そういう意味では今できてよかったなと思います 柴田:本当にね、行き当たりばったりというか。そんなんでずっとやってきたんですよ、実は。正直に言うと、今回8本目って聞いたときに「あ~自分たちはてきとうに作ってきたんじゃなくて、本当に皆さんが応援してくれたからやれてこられたんだな」って思ったので、この8作目が恩返しというか、応援してくれた皆さんに恩返しできるような作品になったらいいな、ちょっと真面目にやろうっていう感じで、今回頑張りました “タカ&ユージ”を演じるうえで舘さんと柴田さんがこだわったというアドリブ。その誕生秘話とは? ――アドリブはどうやってつくったんですか? 舘:(僕は)初稿ぐらいから読んで、本の打ち合わせをするんですね。それは、お話として面白いか面白くないかっていう。それはもうファンダメンタルなストーリーだけを一生懸命作って、あとはその上にデコレーションするのはこちら(柴田さん)の役目という 柴田:その本を読んだ時、こんなふうにふくらませたら面白いなっていうのをすぐ舘さんに相談して「こんな感じでやりませんか」って。でも、お笑い芸人じゃないんですから。笑わせたくてやってるわけじゃないんですけども、ただ、あんまり下ネタには走らないようにしようかなっていうのは、ちょっとだけ。そんな感じで、いつも舘さんと相談しながらやってます 舘:だからほとんど恭サマが考えて「どうですか?」「はい、結構です」って僕が言うだけで。たまに僕がセリフでも「こう言ったら面白いかな」って思って自分で考えたのもあるんですけど、それはねやっぱり恭サマに言ってもらった方が面白いんですよ。だから「恭サマ、こういうふうに言ってよ」っていうと、それは完璧に言うの。それは素晴らしいんですよ、本当に ――舘さんがアドリブを断ったことは? 舘:断るなんてことはできません(笑)