【元ミス日本の犬と猫の物語】脱走した姉妹猫のかたわれは近所で幸せに暮らしていました
保護猫2匹を家族に迎えたその日に事件が
娘が中学生の頃、知り合いのアメリカ人宅の玄関先に子猫2匹(姉妹)が捨てられていたそうで、我が家で引き取って欲しいと頼まれました。当時、我が家は庭で野良の子猫を保護して育てていたため、逗子で猫の保護活動している団体に一旦預かってもらおうと連れて行きましたが、施設は満杯。保護団体の方に「引き取って欲しい」と頼まれ、注射等済ませて2匹をケージに入れ、我が家に連れて帰りました。 しかし、ケージを開けた途端に2匹のうち1匹が庭に逃げてしまって見つからず、残った1匹をミャーコと名付けて我が家の室内で買うことに。それから25年も長生きしてくれました。
生き別れたかに思えた姉妹猫が、まさかの!?
ミャーコが亡くなる数年前、近所の猫好きな方が我が家にいらした際、その方が保護した猫がとてもミャーコに似ているといわれました。ミャーコは時折2~3日帰らないことがあり、そのことを伝えたら、その方のお宅に行っていたことが判明。 なんと!我が家から脱走したもう1匹の猫を、その方が保護していました。そして、その猫にミャーコが会いに行っていたのです。脱走した子猫が無事に保護され、元気に生きていたことを知ってホッとしました。 ミャーコは20年以上生きてくれました。そして、ミャーコが亡くなった数日後にその姉妹猫も亡くなったと知りました。今も一緒に天国で仲良く過ごしているのかな、と思います。
取材・文/坂口みずき
クウネル・サロン