関西経済連合会、松本会長続投へ 万博成功へ経済界けん引
関西経済連合会の松本正義会長（80）＝住友電気工業会長＝が来年5月の4期8年の任期終了後も続投する方針を固めたことが29日分かった。誘致段階から関わり、来年4月に開幕する2025年大阪・関西万博の成功に向けて経済界を引き続きけん引する。年明けに表明する。 松本氏は日本国際博覧会協会（万博協会）の副会長や機運醸成委員会の委員長を務める。地元経済団体のトップとして、経費の上振れといった運営面の課題が相次ぐ中、国や大阪府・市との調整に当たってきた。 前売り入場券は関西企業を中心に購入を呼びかけ、経済界に割り当てられた700万枚にめどを付けた。
