もちっ 甘~い 給食に「金色の風」 平泉町内2小学校
県オリジナル水稲品種「金色の風」を使った学校給食が27日、平泉町内の小学校2校で提供された。このうち長島小(瀧野澤公美校長、児童70人)では給食に先立ち出前授業が行われ、児童が本県が誇る米を味わい理解を深めた。 県南広域振興局農政部一関農林振興センターが主催。給食時間に合わせてJAいわて平泉の佐藤一則代表理事組合長や金色の風イメージキャラクターこんじっちらが6年生12人の教室を訪れ、出前授業を行った。 佐藤組合長は「金色の風は、農家の皆さんが田んぼの土作りからしっかり行い育てた特別なお米です。一緒においしくいただきましょう」とあいさつ。児童は夏の猛暑の中でも生産者の努力で立派に育ったと説明を受けた町内産金色の風と、普段の給食で提供されているひとめぼれの2種類を食べ比べ、「金色の風はもちっとしていて甘い味がする」と感想を語った。