社会人1年目で「手取り17万円」です。節約のためにエアコンなしで「窓」を開けて寝ようと思うのですが、危険でしょうか? 少しでも“電気代”を節約したいです
エアコンを使用しながら電気代を節約するポイント
窓を開けて寝ることのリスクも分かるものの、やっぱり電気代が気になる、という人は多いでしょう。そこで、エアコンの使用方法を工夫し、電気代を節約するためのポイントを4つ解説します。 ■風量を自動運転にする 風量を自動運転に設定することで、部屋が冷えるまでは強風、設定温度に近づいたら微風に変更する、といった細かな調整をエアコンが最適な形で行ってくれます。結果として、手動で風量を設定するよりも効率的に部屋が冷え、電気代の節約につながります。 ■風の吹き出し向きを下向きにしない 暖かい空気は天井側(上)に、冷たい空気は床側(下)に向かうという性質があります。したがって、風の吹き出しが下向きになっていると、エアコンが設置されている天井側の空気は暖かいままになり、エアコンが部屋の温度が設定温度まで下がっていないと認識し、余分に運転してしまうことにつながります。 風の吹き出し向きは上、または水平方向に設定し、冷たい空気が上から下へ循環するようにしましょう。 ■エアコンのフィルターを掃除する エアコンは室内の暖かい空気を吸い込んで、冷やした風を吐き出す設備です。空気が通過する部分に設置されたフィルターが目詰まりした状態では、吸い込む空気の量が減り、エアコンで冷やした空気を吐き出す量も少なくなってしまい、部屋を冷やすのに余計な電力がかかってしまいます。 目安として、2週間に1回くらいフィルターを掃除すると、衛生的にも節電の面でも効果が期待できるでしょう。 ■室外機の周りにものを置かない 夏場に室外機の前を通りかかったときに、熱い空気が出ているのを感じたことはないでしょうか。エアコンは室内の暖かい空気を吸い込んで、室外機を通じて熱を外に逃がしています。 室外機の周りにものを置いたり、カバーで覆ったりすると熱がうまく逃げず、熱い空気が部屋に戻ってしまい、冷房の効率が低下します。室外機の前はスペースをあけ、空気の循環がスムーズになるようにしましょう。
適切な温度でエアコンを使用して安眠できる環境を整えよう
窓を開け、毎晩のエアコンの使用を控えると月に2500円以上の電気代を節約する効果が期待できますが、睡眠の質の低下や、防犯面の問題があると考えられます。適切にエアコンを使用して安眠できる環境を整えましょう。 出典 公益社団法人全国家庭電気製品公正取引協議会 よくある質問Q&A 警察庁 令和4年の刑法犯に関する統計資料 執筆者:FINANCIAL FIELD編集部 ファイナンシャルプランナー
ファイナンシャルフィールド編集部