最悪の無駄遣い…。ACミラン歴代“不良債権”ワーストイレブン【MF】才能はあったのに…。不完全燃焼に終わったカカ2世
ACミランはこれまで豊富な資金力で多くのスター選手を獲得してきた。しかし、期待を裏切った選手も少なくない。今回は、21世紀以降でACミランが獲得した選手で“不良債権”となった例をワーストイレブン形式で紹介する。※移籍金などのデータは『transfermarkt』を参照。
MF:ルーカス・パケタ(ブラジル代表) 生年月日:1997年8月27日 在籍期間:2019年冬~2020年夏 移籍金:3840万ユーロ(約61.4億円) クラブ通算成績:44試合1得点3アシスト ルーカス・パケタはミランのアイドルである元ブラジル代表MFカカと比較されたが、現実は厳しかった。 2018/19シーズンの途中に加入したパケタ。3840万ユーロ(約61.4億円)の移籍金が示すとおり、期待は非常に大きかったが、初の欧州挑戦に加えてシーズン途中の加入という難しさもあり、起用はされたものの結果を出せない時間が続いた。19/20シーズンになるとベンチを温める時間が増え、10月にステファノ・ピオリ監督が就任してからはピッチに立つことも稀になった。 パケタの適応を待つことができなかったミランは、1年半でリヨンに放出。2344万ユーロ(約37.5億円)で手放しており、ミランにとっては大きな損失となった。 早めに手放すことで浅い傷で済んだととらえることもできるが、パケタはミランを離れたあとで価値を高め続けているだけに、逃がした魚は大きいと感じてしまうところもあるだろう。
フットボールチャンネル