レアル・マドリードDFナチョはアル・イテハド移籍が決定的に 年俸約34億円の2年契約締結か
今季はキャリアハイとなる公式戦45試合に出場
レアル・マドリードに所属するスペイン代表DFはサウジアラビアへ移籍する可能性がある。 スペイン『MARCA』によると、レアル・マドリードDFナチョ・フェルナンデスは今夏の移籍市場でサウジアラビアのアル・イテハドへ移籍することが決定的となったようだ。 現在34歳のナチョは、11歳でレアル・マドリードの下部組織に入団し、10-11シーズンのラ・リーガ第33節バレンシア戦でトップチームデビュー。複数のポジションをこなすポリバレント性と高い安定感を武器に、クラブでは貴重なバックアッパーとしての地位を確立。ラ・リーガ制覇やチャンピオンズリーグ3連覇を含む数多くのタイトル獲得に貢献してきた。レアル・マドリードで出場した公式戦は通算364試合に渡り、16ゴール7アシストを記録している。 そんなナチョだが、以前はアメリカのメジャーリーグ・サッカーへの挑戦を希望していると伝えられていたが、新天地はサウジアラビアとなる模様。同メディアによると、ナチョがレアル・マドリードを離れることは事実上決定しており、同選手はアル・イテハドが提示した年俸約2000万ユーロ(約34億円)の2年契約というオファーに対しては意欲的で、残すは最終的なサインのみとなっているようだ。 今季は怪我人が相次いだクラブの中で、キャリアハイとなる公式戦45試合に出場したナチョ。昨夏、退団の噂もありながら、最終的にクラブとの契約を1年延長した同選手は、今夏に再び契約満了となることから、その去就に注目が集まっていた。 なお、現在ナチョがレアル・マドリードから受け取る年俸は約550万ユーロ(約9億円)となっているため、今回のオファーは選手自身にとって、破格の金額となっている模様。さらに、サウジアラビアで適用される特別な課税条件の違いもあるため、同選手は莫大な金額を受け取ることとなるだろう。
構成/ザ・ワールド編集部