大阪府「まん延防止」延長は要請せず 吉村知事「再拡大する可能性は常にある」
ただ、再拡大する可能性が常にあることから「年度替わりでもあり、警戒しなければならないということを府民のみなさんにお伝えしたいと思いますし、あわせて国の基準においてまん延防止の再適用という基準がないのでしっかり明示してもらえるよう要請したいと思っています」と続けた。
吉村知事は、同会議後に報道陣の囲み取材に応じた。報道陣からは「ギリギリまで(延長か解除かを)悩まれていたが、なにがいちばん引っ掛かっていたか」という質問があった。 それに対し、吉村知事は「もっとも判断を迷ったところについては、再拡大のリスクです。それについては2つの要素があり、いま年度替わりで人の動きが活発になりやすいという時期であることと、もう一つは変異株であるBA.2 が市中に存在していることです。変異株が新たな波を作るというのがこれまでの経験なので。いつ再拡大するかわからない、その要素について非常にそこが悩んだ部分です」と答えていた。