辰年の年明け。名がリュウだけに、龍の文字が入るお寺や神社、中島みゆきさんの歌まで、つい龍に反応してしまいます
100年を超える歴史を持ちながら常に進化し続ける「タカラヅカ」。そのなかで各組の生徒たちをまとめ、引っ張っていく存在が「組長」。史上最年少で月組の組長を務めた越乃リュウさんが、宝塚時代の思い出や学び、日常を綴ります。第64回は「龍」のお話です。 (写真提供◎越乃さん 以下すべて) 【写真】嵯峨野の竹林で天を仰ぐ越乃さん * * * * * * * ◆成功や発展の象徴として縁起が良いとされる「龍の話」 2024年がスタートしました。 本年もどうぞよろしくお願いいたします。 今年は辰年、私の年です。 リュウという名前なので、龍の文字が入るお寺や神社、手水舎の龍など、つい龍に反応してしまいます。 中島みゆきさんの「銀の龍の背に乗って」も、旅先で見つけた揖保乃糸の「龍の夢中華麺」も「龍の夢PASTA」も素通りは出来ません。 そんな私の龍の話。 干支の中で唯一空想上の生き物の龍は、天に昇るイメージから成功や発展の象徴として縁起が良いとされています。 私の名前も天に昇る龍にかけています。
◆京都のおすすめ龍スポットをご案内 毎年訪れる京都では、カメラ片手にいろんな場所を巡ります。 京都には龍との関わりが深いお寺や神社が多く、さまざまな龍と出会えます。 そんな京都の、私の好きな龍のスポットをご案内します。 私の京都の旅はいつも八坂神社からスタートします。 八坂神社は龍神と縁が深く、本殿の下には大きな池があり、青龍が棲んでいると言われています。 大地のエネルギーとされる「気」が集まる場所を龍穴といい、八坂神社の本殿はその龍穴の上に建てられています。 まずは本殿にお参りし、清いエネルギーとパワーを頂きましょう。 八坂神社を参拝したら、西楼門を出て石段下の祗園交差点から四条通を西に向かいましょう。 200mほど進むと、祇園のメインストリート花見小路に出ます。 祇園情緒のある花見小路の角には、私が初めてお茶屋遊びを体験した「一力亭」があります。 舞妓さんとのお座敷遊び「金毘羅船々」に負け、お酌のお酒をぐっと飲み干すと「男前どすなぁ」と言われた思い出の場所です。 祇園の中でも最も由緒ある「一力亭」は、大石内蔵助が豪遊したとも言われています。 「思い残すことはござらん」と大石内蔵助の忠臣蔵の台詞をかみしめながら進みましょう。
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