【パリ五輪卓球】フランスの17歳、F.ルブランの快進撃が止まらない。地元でメダル獲得なるか
パリ五輪卓球競技の男子シングルスは準々決勝が行われ、地元のF.ルブラン(フランス)が林昀儒(チャイニーズタイペイ)をフルゲームの末に下し、準決勝進出を決めた。 ●男子シングルス準々決勝 F.ルブラン(フランス) 7、‐8、8、‐4、9、‐8、7 林昀儒(チャイニーズタイペイ) 現代卓球のトップは両面にラバーを貼る「シェークハンド」ラケットを使う選手が主流の中、F.ルブランは両面にラバーを貼りながらも「ペンホルダー」ラケットを使う希少な選手。使用選手が少ないため対戦相手にとっては「やりにくいスタイル」になる。 また、ペンホルダーは日本や中国などアジアにはいるが、欧米ではあまり見かけないスタイルで、そういう意味でもF.ルブランは稀有な存在だ。 F.ルブランは17歳と若く、五輪初出場ながら世界ランキングは5位と中国勢の次に位置している強豪で、今大会でもメダル候補のひとりとして名を連ねている。 地元の大声援を受けながら臆することなく攻め続けたF.ルブラン。決勝進出をかける準決勝は、このあとに行われる張本智和(日本)と樊振東(中国)の勝者と対戦。1992年のバルセロナ五輪男子シングルスで銀メダルを獲得したガシアン(フランス)以来の男子シングルスでのメダルに挑む。
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