センバツ高校野球 クラーク、堂々行進 沖縄尚学と初戦 /北海道
第95回記念選抜高校野球大会(毎日新聞社、日本高校野球連盟主催)が18日、阪神甲子園球場で開幕し、北海道代表のクラーク記念国際の選手たちが開会式に臨んだ。4年ぶりに選手全員がグラウンドを1周する入場行進があり、胸を張って堂々と行進した。 校名の入ったセンバツ旗を持って行進した主将の新岡歩輝(3年)は「1年ぶりに甲子園に足を踏み入れて『ついに戻ってきたな』と実感が湧いた。緊張もなく、堂々と行進できた。マウンドで自分が投げている姿も想像し、よいイメージができた」と話した。 開会式後の第3試合で沖縄尚学(沖縄)が大垣日大(岐阜)に4―3で勝利し、クラークの初戦の相手に決まった。大会第7日の第1試合で対戦する。 選手たちは試合を球場で観戦した。沖縄尚学の印象を新岡は「打線がしっかりつながるチーム。変化球でうまくタイミングをずらして打ち取りたい」。佐々木啓司監督(67)も「新岡の変化球の使いどころがポイント。直球とうまく使い分けて攻略できるかが勝敗を左右する」と語った。 新岡は「(初戦で敗退した)昨年の甲子園での悔しい経験は甲子園でしか取り返せない。みんなの応援と期待に応えられるよう頑張りたい」と意気込んだ。【金将来】