鈴木誠也、19号同点2ラン含む2安打3出塁 4カード連続勝ち越しのカブスは約3ヶ月ぶりに貯金獲得
● パイレーツ 5-9 カブス ○ <現地時間8月27日 PNCパーク> シカゴ・カブスが同地区最下位パイレーツにカード勝ち越し。鈴木誠也外野手(30)は「3番・指名打者」でフル出場し、19号本塁打を含むマルチ安打を記録した。 カブスは2点を追う4回表、無死一塁から鈴木が19号同点2ラン。パイレーツ先発の新人右腕ジョーンズに対し、カウント3-1から外角低めへの球速95.7マイル(約154.0キロ)フォーシームを右翼ポール際に弾き返した。さらに、カブスはニコ・ホーナーの適時打、ダンズビー・スワンソンの12号2ランと続き一挙5得点。鈴木の一発を皮切りに逆転に成功した。 続く5回表にも鈴木の安打から二死満塁のチャンスを作り、連続押し出しなど4点加えて快勝。4カード連続の勝ち越しを決め、5月28日以来、約3ヶ月ぶりに貯金『1』を獲得。試合終了時点でナショナル・リーグのワイルドカード圏内まで4ゲーム差としている。 この試合の鈴木は4打数2安打、1本塁打、2打点、1四球、1三振という内容。前日の4安打に続いてマルチ安打を記録し、直近7戦で30打数14安打、打率.467の固め打ち。今季成績を打率.276、19本塁打、OPS.842とし、2年連続20本塁打に王手をかけている。
BASEBALL KING