パリパラ男子マラソン視覚障害 堀越信司選手が7位入賞「コースにうまく対応できず。悔しさを次に…」東京では銅 2大会連続メダル獲得ならず
パリパラリンピックは8日、最終日を迎え、マラソン競技が行われました。男子視覚障害のクラスでは、長野市出身の堀越信司選手(36)が7位入賞を果たしました。 レースは、午後3時半(日本時間)にスタートし、パリ市街を巡りました。 前回の東京では、3位でゴールし銅メダルを獲得。パリでもメダルを狙いましたが、トップと5分58秒差の2時間28分3秒でゴールし結果は7位。2大会連続のメダル獲得はなりませんでした。 レース終了後のインタビューでは、「東京から3年、たくさんの人に応援していただいた。ふがいない走りで申し訳ない気持ちと悔しい思い。コースにうまく対応できず、後半の粘りが発揮できなかったのは自分の力不足。悔しさを次につなげたい。自分の走りを見て何か感じていただけたら本望ですし、これからもそういう走りを目指したい」と語りました。 堀越選手は、網膜に悪性の腫瘍ができる病気で、生後1ヵ月半で右目を摘出。左目の視力は0.03ほどの弱視。今回は5大会連続のパラリンピック出場となりました。 長野市役所ではパブリックビューイングが開かれ、親交のある居酒屋でも友人知人らが集まって声援を送りました。 居酒屋店長 二村諒さん: 「大変なコースだったと思うけれど、しっかり走りぬいてすばらしかった。感動しましたし、またお店に来たときは、おいしい料理とおいしいお酒を用意して『お疲れさまでした』と言いたい。店をあげて次回、4年後を応援したい」と話しました。
長野放送
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