バルサ、PSGのヤマル獲得を拒否していた? オルモの代理人が明かす「約390億円のビッグオファー」
バルセロナは、パリ・サンジェルマン(PSG)から届いたスペイン代表FWラミン・ヤマルに対する獲得オファーを拒否していたようだ。14日、スペイン紙『ムンド・デポルティーボ』が報じた。 PSGは以前からヤマルの獲得に強い関心を示しており、バルセロナのジョアン・ラポルタ会長は今年3月、2億ユーロ(約312億円)のオファーが届いたことを明かしていた。さらに『ムンド・デポルティーボ』紙は今年6月29日、PSGが2億5000万ユーロ(約390億円)に増額したオファーを提示したものの、バルセロナはサッカー史上最高額の移籍金での“神童”売却を拒否したと報じていた。 そんななか、スペイン代表FWダニ・オルモ(今夏バルセロナ加入)やセネガル代表DFミカイル・フェイ(今夏バルセロナからレンヌに移籍)の代理人を務めるアンディ・バラ氏が、ヤマルの移籍についてコメント。母国のポッドキャスト『PodcastInk』の中で、「バルセロナがPSGからのラミン・ヤマルに対する2億5000万ユーロほどのビッグオファーを拒否したことは聞いている」と、ヤマルへのオファーが事実だったことを示唆した。 また、バラ氏はバルセロナのスポーツ・ディレクターを務めるデコ氏の去就にも触れ、「デコが去るかもしれないという噂はまったくバカげた話だ。私はデコの良い友人というだけでなく、ラポルタとも近しい関係にある。デコが去るならば、ラポルタも同時に去るだろうと確信を持って言える」と、しばらくは現体制が続くことを予想した。 バラ氏はオルモの活躍にも言及。オルモは今夏の加入後、クラブの財政やラ・リーガが独自に定めるサラリーキャップに関する問題からトップチーム登録が完了せず。27日のラ・リーガ第3節ラージョ・バジェカーノ戦で待望のデビューを飾ると、決勝ゴールを挙げて勝利に貢献した。バラ氏は同選手の移籍について、次のように振り返っている。 「メディアが多くの雑音を作ったが、ラポルタは私に『心配無用。15日もあれば問題は解決する』と言い、実際そうなった。ダニに対しては3つか4つのビッグクラブを含めて多くのオファーが届いたが、ダニがバルサを望んだ。バルサはダニにとって完璧な場所だと思ったから、移籍を後押ししたんだ」
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