沖縄本4000冊を展示販売「おきなわ本フェア」10月6日までジュンク堂那覇 トークイベントやサイン会も
沖縄出版協会主催による第6回おきなわ本フェアが4日から10月6日まで那覇市のジュンク堂書店那覇店で開かれる。今回は初参加となる立夏書房(石垣市)を含め、同協会に加盟する14社がおすすめ本約4千冊を展示販売する。期間中は出版社による各種イベントも催される。 今回は近年、出版数が伸びている絵本と漫画の品ぞろえを強化する。また新しい試みとして、本型のパッケージにソーキそばや八重山そばが入っている三倉食品の「BOOK型沖縄そば」の販売も行う。 ジュンク堂書店那覇店の森本浩平エグゼクティブプロデューサー、ジグゼコミュニケーションズの我那覇祥子さん、県立図書館の宮城一春さんが8月29日、那覇市の琉球新報社を訪れ、フェアの魅力を紹介した。 我那覇さんは「沖縄に関する、あらゆるジャンルの本が一堂に会す。老若男女問わず楽しめるイベントになっている」とPR。宮城さんは、期間中は作家と交流する催しも充実しているとし「これほど作家と読者の距離感が近い地域はない。作家との交流を通してたくさんの本と出合ってほしい」と呼びかけた。
森本さんは沖縄出版協会だけでも14社が加盟していると強調。沖縄には独自性豊かな沖縄本が多数あるとし、「このフェアが本に親しみ、沖縄をもっと好きになるきっかけになってくれればうれしい」と述べた。 (当銘千絵)
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