シーズン年内最終日!勝ち納めをして笑顔で年を越すのは誰だ!/麻雀・Mリーグ
Mリーグ機構は、プロ麻雀リーグ「大和証券Mリーグ2024-25」、12月27日の第1試合に出場する4選手を発表した。この日で、レギュラーシーズンは年内最終日。過去6シーズンと比較しても、かなり選手、チームともに明暗くっきり分かれる展開になったが、とにもかくにも年の納めは気持ちよく終わりたいもの。「終わりよければ全て良し」とばかりに、4選手が気持ちよく腕を振りに来る。 【映像】シーズン年内最終戦!(生中継) 年内最終戦くらいはせめて…と願っていると思われるのがBEAST X・中田花奈(連盟)。チームのマイナスは▲880.4まで膨らみ、個人成績もトップ1回の▲245.3。残り半数弱のレギュラーシーズンで、奇跡的な挽回を見せない限りは、チームは2年目にして入れ替えレギュレーションが発動することになる。Mリーガーとしての生き残りを目指す意味でも、ここからの一戦一戦は、プロ雀士人生に関わるものだ。 プロ麻雀界の酸いも甘いも噛み分けてきたのがEX風林火山・二階堂瑠美(連盟)。その経験豊富さゆえに、少々のことでたじろぐことはなく、むしろ笑って吹き飛ばすメンタルの強さがあり、それが結果的には一時個人成績でどん底だったところから、役満・四暗刻をアガって上昇気流に乗ることにつながった。年末ラスト、もう一発かますか。 なかなか中団から浮上できないTEAM雷電だが、本田朋広(連盟)のエンジンは今も快調。しっかり個人ランクでトップ10に食い込んでおり、まだまだ余力を残していると言っていいだろう。まずはトップを取って、チームをプラス域に戻し、さらにアクセルをもうひと踏み。そんなレースができるか。 一時の不振がウソのように、毎試合気持ちよく羽ばたいているのが渋谷ABEMAS・白鳥翔(連盟)。現在、個人4連勝中と絶好調だ。チームのポイントリーダーにもなり、レギュラーシーズン突破が絶望しされたチームが、可能性を残す7位で踏みとどまっているのも白鳥のおかげ。個人5連勝へ、東1局から高く舞う。 【12月27日第1試合】 EX風林火山・二階堂瑠美(連盟)個人29位 ▲133.9 渋谷ABEMAS・白鳥翔(連盟)個人11位 +136.3 TEAM雷電・本田朋広(連盟)個人10位 +142.2 BEAST X・中田花奈(連盟)個人31位 ▲245.3 【12月26日終了時点での成績】 1位 赤坂ドリブンズ +672.2(52/96) 2位 セガサミーフェニックス +463.8(52/96) 3位 U-NEXT Pirates +409.1(52/96) 4位 KONAMI麻雀格闘倶楽部 +223.1(54/96) 5位 TEAM雷電 ▲10.8(52/96) 6位 KADOKAWAサクラナイツ ▲85.6(54/96) 7位 渋谷ABEMAS ▲338.7(52/96) 8位 EX風林火山 ▲472.7(52/96) 9位 BEAST X ▲880.4(52/96) ※連盟=日本プロ麻雀連盟、最高位戦=最高位戦日本プロ麻雀協会、協会=日本プロ麻雀協会 ◆Mリーグ 2018年に全7チームで発足し、2019-20シーズンから全8チーム、2023-24シーズンからは全9チームに。各チーム、男女混成の4人で構成されレギュラーシーズン各96試合(全216試合)を戦い、上位6チームがセミファイナルシリーズに進出。各チーム20試合(全30試合)を戦い、さらに上位4チームがファイナルシリーズ(16試合)に進み優勝を争う。優勝賞金は5000万円。 (ABEMA/麻雀チャンネルより)
ABEMA TIMES編集部