巨人、連覇へ来季本拠地で開幕 阿部監督「すごくいいこと」 今季東京ドーム10戦7敗のヤクルトを警戒
連覇への道は本拠から始まる。来季のセ・リーグと交流戦の日程がNPBから発表され、巨人は3月28日からの開幕カードは東京Dでヤクルトと対戦することが決定した。来季開幕戦の主催権を有する阪神が、開催球場の都合により辞退したため、23年4位の巨人が繰り上がりで本拠地開幕となった。阿部慎之助監督(45)は「もうね、すごくいいことだと思います。その時にどういうチームになっているかというのを楽しみにしながら、このオフも過ごしていきたい」と心待ちにした。 ヤクルトには今季13勝12敗と勝ち越したが、東京Dでは3勝7敗と負け越し。特に本拠地ではオスナに打率4割2分1厘、サンタナに同4割と打ち込まれており、村上を加えた強力打線は来季も脅威となる。指揮官は「うちが苦戦した相手には変わらないからね」と開幕戦勝利へ警戒を強めた。 地方主催5戦 また地方での主催は5試合。5月27、28日に富山と石川で広島戦、7月8、9日に山形と福島で中日戦、9月4日に岐阜でヤクルト戦が行われる。福島市での主催試合は、16年5月18日のDeNA戦以来、9年ぶりとなる。 この日はG球場での秋季練習は休養日。7日から10日までが最終クールとなる。「底上げをしない限り強くならない」と指揮官。リーグ連覇、そして日本一を目指す来季へ、個々のレベルアップを図る。
報知新聞社