【韓国ドラマ】2025年注目作は異色のメディカル・サスペンス
2025年の韓国ドラマはこれが来る?韓国のスター&監督が登壇した記者会見の模様とともに、期待の新作をご紹介します! 2025年注目の韓国ドラマ4選
『ハイパーナイフ 闇の天才外科医』異色の医師の子弟関係を描くメディカル・サスペンス
天才外科医セオク(パク・ウンビン)と、かつて自分をどん底に追い込んだ恩師ドッキ(ソル・ギョング)の確執を描く異色のメディカル・サスペンス。『ウ・ヨンウ弁護士は天才肌』のパク・ウンビンと韓国が誇る名優ソル・ギョングの共演も話題です。 今後の期待が嘱望されていたセオクは、指導医ドッキと衝突し、ある事件をきっかけに突然医師免許を剥奪されてしまいます。キャリアを失い、人生を破壊されたセオクは復讐を胸に誓い、機会をうかがいながら密かに路地裏で手術を続けることに。 やがて、セオクがドッキの命を救うか否かの主導権を手にしたとき、彼女は正義と復讐の間で揺れ動きます。果たして復讐は果たされるのか、それとも……? このあらすじだけ読むと、どう考えてもよくある医療ドラマとは違うようで、ちょっと想像がつかない部分もありますよね。 記者会見でソル・ギョングは奇妙な師弟関係について、「今まで見たことのない師弟関係です。特に師匠に接するセオクの態度は、ご覧になる方には衝撃的かもしれないし、新しいと感じるかもしれません。その子弟関係の面白さこそが、本作を観るべきポイントだと思います」と語り、ますます謎は深まるばかり。 興味深いのは、二人とも医師役は初めてだという点です。 「いつか必ず医者役をやりたかった」と語ったパク・ウンビン。一方、ソル・ギョングも、その長く輝かしいキャリアにおいて意外にも医師役は初めてだと明かしました。ともに正確にコーチングを受けながら撮影したという手術シーンも大きな見どころですが、面白かったのはパク・ウンビンは指が細くて代役を使うことができず、反対にソル・ギョングは「手が大きくて指が太くて手術シーンでピンセットを握って細かく演技するのが難しかった」というエピソード。それでも、結果として二人ともアドバイスしてくれた教授らにお墨付きをもらったというからさすがです。 監督のキム・ジョンヒョンはネタバレを非常に気にしながら、「本作を通して、今まで見たことのないお二人の顔と演技に出会えると自信を持って言えます」と力強く語りました。パク・ウンビンとソル・ギョングの医師対決が、同ジャンルにおいてどのような新境地を開拓してくれるのか、楽しみですね!