JR西・新快速に有料座席サービス「Aシート」導入 2019年春から
JR西日本は24日、神戸線・京都線・びわ湖線の一部新快速に有料座席サービス「Aシート」を導入すると発表した。サービス開始時期は2019年春の予定。 【拡大写真】最大遮断時間57分、JR東淀川駅近く「最も長い開かずの踏切」11月廃止へ
JR西の在来線普通車で初の全席コンセント設置
同社によると、この有料座席サービス導入は「JR西日本グループ中期経営計画2022」に掲げるグループ共通戦略「線区価値の向上」に向けてのものだという。
12両編成の新快速の1両に落ち着きのある空間
223系1000代2編成(2両)を車両改造。快適性を高めた有料座席は、12両編成の新快速の1両(9号車)でリクライニング機能やテーブル付き座席、内装に工夫を施し落ち着きのある空間を提供する。また、同社の在来線普通車では初めてとなる全席にコンセントや荷物スペースも設置され、無料Wi-Fiサービスも提供するとしている。
定員46人、着席料500円、交通系ICカード・現金払いに対応
運転本数は日に上下4本で、着席料金は500円(別途、乗車券、定期券、回数券などが必要)。席で乗務員から乗車整理券を買う形となり、交通系ICカードや現金での支払いにも対応する。定員は46人となっている。
サービス開始日や運転区間などは決まり次第発表
同社は「近畿エリアの基軸列車である新快速に「快適性」を加え、多様なお客様のニーズにお応えすることで『住みたい、行きたい』沿線づくりを目指していく」としている。サービス開始日や運転区間、運転時刻などの詳細については、決まり次第発表する。