『虎に翼』次週予告。衝突する寅子と桂場。祝いの輪の中に涼子と玉。動揺して音羽の手首を確認する寅子。そして美佐江らしき人物が寅子の前に…
現在放送中の伊藤沙莉さん主演・連続テレビ小説『虎に翼』(NHK総合/毎週月曜~土曜8時ほか)。 『虎に翼』無力感を覚える寅子を置いて、上京していった美佐江。進学先が<東大>という事実に視聴者「この先の美佐江の動向は!?」「光クラブ事件を想起」「もしや東京で再会」 9月13日放送120回の最後に、第25週「女の知恵は後へまわる?」の予告が放送され、話題になっています。 *以下第120回のネタバレと次週予告の内容を含みます。 <第120回> 不起訴処分となった薫(池田朱那さん)は、その出自を自分に隠してきた母・香淑(ハ・ヨンスさん)に怒り、距離を置いていたが大学には真面目に通うようになっていた。 病が進行した多岐川(滝藤賢一さん)の元に小橋(名村辰さん)、稲垣(松川尚瑠輝さん)ら懐かしい顔ぶれが集まる。 厳罰化に反対する多岐川は最後の力を振り絞り、桂場(松山ケンイチさん)の元に少年法改正に反対する意見書を届けようとする。
◆<予告> 桂場のいる最高裁長官の執務室のドアを開けて中に入る寅子。 誰かとにらみ合う桂場。 複雑な表情で桂場をじっと見る星航一。 その背景に「踏みいられないために、長官として巌(いわお)となったんじゃないんですか!」との寅子の声と、「なに!」と怒気を含んで反応する桂場の声が流れる。
◆手首を確認する寅子 場面が変わり、星家。 轟、よね、寅子、ヒャンスク、梅子らが集まり祝杯を挙げる。 その輪のなかには桜川涼子(桜井ユキさん)と村沢玉(羽瀬川なぎさん)の姿。 尊属殺人事件の罪に問われている美位子(石橋菜津美さん)がぎこちない笑顔を見せる。 動揺した様子で音羽綾子のシャツの袖口をめくり、その手首を確認する寅子。
◆思いあがるな! 「思いあがるな! 立場をわきまえろ!」との桂場の声が流れる。 にこやかに話す工藤頼安(ライアン)。 その前に、今にも泣き崩れそうな表情を見せる星家の長男・朋一。 寅子の「桂場さん」との問いかけに「だまれ!」と振り向きざまに怒鳴る桂場。
◆顔色を失う寅子 場面はさらに移り、裁判所の廊下へ。 振り向く寅子。 その先に、新潟で「どうして人を殺してはいけないのか」と寅子に問うた美佐江(片岡凜さん)らしき人物が制服姿で現れる。 その人物が笑顔で寅子に何かを伝える。 その言葉を耳にした寅子は顔色を失う。 寅子が桂場の執務室に入ると、そこにはなぜか桂場にひざまくらをされる夫・航一の姿がーー。 ーーーーー 朝ドラ通算110作目となる『虎に翼』は、昭和の法曹界を舞台に、激動の時代を描いたリーガル・エンターテインメント。 日本初の女性弁護士で後に裁判官となった三淵嘉子(みぶち・よしこ)さんがモデルで、仲野太賀さんや石田ゆり子さん、松山ケンイチさんらが出演。 尾野真千子さんが語りを、脚本は吉田恵里香さんが担当。主題歌『さよーならまたいつか!』は米津玄師さんが手掛けています。
「婦人公論.jp」編集部
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