DeNA 東克樹が4回無失点で降板 走塁時のアクシデントの影響か わずか50球での降板に甲子園がざわつく
「JERA CSセ・ファーストS・第1戦、阪神1-3DeNA」(12日、甲子園球場) 【写真】走塁で脚を痛めベンチに戻る東 4回0封の好投も無念降板 DeNAの東克樹投手が4回無失点で降板。走塁時に起こったアクシデントの影響とみられる。 1点をリードした四回だ。先頭で打席に立つと、打球は左翼線を破った。野手さながらの打撃を見せると、一塁を回ったところでストップ。ここで違和感を訴えて、トレーナーとともにベンチへ一度下がった。治療の末に一塁へと戻った東に、DeNAファンからは「頑張れ、頑張れ」コールが起こった。 東はエースとして今季チームを引っ張り、13勝を挙げていた。CSファーストSでも第1戦を託され、三浦監督も「東克樹に懸けて」と話していた。 四回裏もマウンドに上がり、三者凡退に抑えたが、慎重になっている様子も見受けられた。五回裏の時点で三浦監督がベンチを出て交代を決断。4回4安打無失点、わずか50球での降板となり、甲子園のスタンドはざわついた。 それでもリリーフ陣が一丸でバトンをつないだ。山崎、佐々木、坂本がパーフェクトリレー。八回は伊勢がピンチをしのぎ、九回は守護神の森原が1点を失うも、勝利へ導いた。直近2年はファーストSでの敗退となっていたが、ファイナルS進出へ王手をかけた。