【インタビュー】インテル副会長が語るスクデット獲得や強さの秘密…サネッティが驚いた当時19歳のラウタロの発言とは? | セリエA
【欧州・海外サッカーニュース】今シーズン、3年ぶり20回目となるリーグ優勝を果たしたインテルのハビエル・サネッティ副会長が『DAZN(ダゾーン)イタリア』のインタビューで語ってくれた。 【動画】まさかここから...驚愕の超ロング弾!【ディマルコ(インテル)】
昨夏、GKのアンドレ・オナナやサミル・ハンダノヴィッチのほか、マルセロ・ブロゾヴィッチやロメル・ルカク、ミラン・シュクリニアルやエディン・ジェコといった主力やベテラン選手を数多く放出したインテル。戦力ダウンも懸念される中、新守護神のヤン・ゾマーやマルクス・テュラム、バンジャマン・パヴァールら新戦力がチームにフィットし、終盤からスクデット争いを優位に進めて第33節のミラノダービーで3年ぶり20度目のセリエA制覇が決定した。 そんなシモーネ・インザーギのチームを裏方として支えたハビエル・サネッティ副会長が『ダゾーン・イタリア』の「Supertele」に出演し、スクデット奪還を振り返った。 「まずはファンが喜んでくれていたことがうれしい。それからチームが再出発してからスクデットを獲得するまでの道のりが心に残っている。シモーネと選手たち、そしてスタッフらは、極めて素晴らしい仕事をしてくれた。チームが自らの強さを自覚していても、それをピッチで示さなければならない。しかしこのチームは、偉大なパーソナリティーと偉大なプレーで、最強チームであることを証明した」
欧州最強MFへ成長したチャルハ
今シーズンのインテルの中盤で重要な役割を担ったのは、ブロゾヴィッチの代役としてアンカーへコンバートされたハカン・チャルハノールだった。サネッティ副会長は、新たな役割をこなす中で、ヨーロッパ最強MFの1人へと変貌を遂げたトルコ代表MFに賛辞を贈った。 「チャルハは、この新たなポジションでの挑戦を受けて立った。そして監督の絶大な信頼を受け、自身が偉大な主役であると感じていたように思う。守備面だけでなく、攻撃面においても、非常に重要な役割を果たしてくれた」 一方、新加入のテュラムは、昨シーズンのナポリにおける新星フヴィチャ・クヴァラツヘリアのようにセリエA挑戦1年目で重要なインパクトを残し、チームに大きく貢献した。インテル副会長が主将のラウタロ・マルティネスの良き相棒となった26歳FWについて語った。 「以前から彼の動向を追っていた(スポーツディレクターの)ピエロ(アウジリオ)と(ダリオ)バッチンが素晴らしかった。テュラムは大きなケガもあったが、われわれは彼に大きな信頼を寄せていて、彼の復帰を待っていた。特にFWにとってセリエAへの適応は簡単ではない。だが彼はすぐさま適応に成功し、加入直後からラウタロとのフィーリングも生まれた。彼は決定的な役割を担ってくれたよ」