16歳未満の少女と性行為 県警の巡査部長を懲戒免職 不祥事続く鹿児島県警
鹿児島読売テレビ
県警の不祥事が相次ぐ中、今度は警察官(30代)が16歳未満の少女と性行為をしたとして、懲戒免職の処分を受けました。巡査部長は「取り返しのつかないことをしてしまった」と話しているということです。 (県警本部・牛垣誠首席監察官) 「被害者、関係者をはじめ県民の皆様に深くお詫び申し上げます。誠に申し訳ございません」 懲戒免職の処分を受けたのは、県警本部警務課の男性巡査部長(30代)です。 県警によりますと、この巡査部長は2024年4月ごろ、相手が16歳未満の少女と知りながら性行為をしたということです。2024年9月、関係者からの情報提供で発覚しました。巡査部長は事実関係を認め、「法律に触れる行為だと分かっており、取り返しのつかないことをしてしまった」と話しているということです。 被害者は被害届は出しておらず、事件としての処理を望んでいないということですが、県警は捜査の結果を踏まえて厳正に対処したいとしています。 県警では2024年4月以降、盗撮や情報漏洩などで元幹部や現職警察官、計4人が逮捕されたほか、1人が酒気帯び運転で停職処分を受けるなど不祥事が続いています。そうした中、22日県内の警察署長や幹部を集めた会議が開かれ、11月着任したばかりの岩瀬本部長は。 (岩瀬聡・県警本部長) 「非違事案の絶無に向け、組織一 丸となって再発防止対策を推進 している最中、さらに県警察の 信頼を大きく損なう事案が明ら かになったことは誠に遺憾」★ 岩瀬本部長は「情報発信や情報公開を推進し県民にとって頼りがいのある警察組織に再構築したい」と話しました。