【写真：Getty Images】

　AFC U-23アジアカップカタール2024が4月15日に開幕した。将来有望の若武者たちが集まる大会で、最も市場価値が高い国はどこなのか。今回はデータサイト『transfermarkt』が算出したデータをもとに出場国の市場価値ランキングを紹介する。※市場価値は4月17日時点。

【写真：2024年アジアサッカー連盟（AFC）】

9位：U-23カタール代表 総市場価値：268万ユーロ（約3億7520万円） 最高額選手：アブダラ・ユーシフ 　U-23カタール代表は総市場価値268万ユーロ（約3億7520万円）で9位にランクインしている。開催国として優勝を狙ってくると思われるが、市場価値を見るとほとんどの選手が20万ユーロ（約2800万円）以下の評価額となっている。 　その中で最高金額の市場価値を有するのが、アル・ガラファに所属するアブダラ・ユーシフ（30万ユーロ/約4200万円）だ。昨季からクラブで定位置を掴んで現在評価上昇中の右サイドバックであり、30万ユーロ以上の評価額がついているのはチームで彼のみとなっている。 　U-23インドネシア代表戦で先制点となるPKを決めた背番号10のハリド・アリ・サバーと、見事な直接FKを決めたアーメド・アル・ラーウィーは17.5万ユーロ（約2450万円）の市場価値と評価されている。ともに国内の所属クラブでの活躍で評価を高めている選手だ。 　U-23カタール代表の大会最高順位は2018年大会の3位だ。A代表に続き、この世代でも自国で優勝となるだろうか。チーム内には突出した市場価値を持つ選手はいないが、悲願達成となれば評価額を大きく伸ばす選手が出てくるかもしれない。