オリンピックだけでなく時計も注目【パリを拠点に時計を製造】日本未上陸の新鋭ブランド“Serica(セリカ)”、ヴィンテージ感あふれる新作モデル
Serica (セリカ) トラベルクロノメーター8315 1950年代半ばに時計界に登場したGMTウオッチからツートンベゼルなどの古典的なコードを受け継ぎつつ、ブランド独自のデザイン言語で作られたGMTウオッチ。AM/PM目盛りを備えた24時間表示のツートンベゼルを備え、時分秒針と同軸に設置されたロリポップ形のGMT針で表示を行う。視認性の高いツートンベゼルはセラミックリングをインサートしており、光沢を備えたベゼルと、同じく光沢をもつエナメルブラック文字盤の組み合わせが高級感を醸し出す。 ギョーシェ加工のエンドリンクも特徴的で、ケースやベルトとシームレスに調和している。ケースは直径39mm、厚さ 12.2mmの 316Lステンレススチール製で、ダブルドーム型サファイアクリスタル風防を装備。大型のねじ込み式リューズによって 200m防水を確保している。 ムーヴメントはCOSC認定を受けているスイス製自動巻きムーブメント、ソプロッドC125を搭載。 リューズは 3時または 9時位置にカスタマイズすることが可能。2色展開で、セリカ・スポーツラバーベルトが付属する。 販売価格は 1890ユーロ(日本円で約30万5000円)。
Serica(セリカ) フィールドクロノメーター6190 M.S.L 次に紹介する“フィールドクロノメーター6190 M.S.L”は、エレガンスさと堅牢性の妥協なき融合を追求したモデル。 クリアでミニマルな文字盤デザインはブランドのルーツである、ミリタリーウオッチをオマージュしているそうだ。前モデルの“6190 ”で採用されていたプリントのアラビアインデックスに代わって、本作では12個のアプライドインデックスを採用。視認性の向上に加え、フレームを備えた立体的な造形によって高級感も高められた。 ケースは直径37.7mm、厚さ10.4mmの316Lステンレススチール製。ドーム形サファイアクリスタル風防と大型のねじ込み式リューズによって 200m防水を備えている。 COSC認定を受けたスイス製自動巻きムーブメント、ソプロッドM100を搭載し、リューズは 3時または 9時位置にカスタマイズが可能。 エナメルウォームグレー、エナメルブラック、ポーラーホワイトの3色展開で、ステンレススチール製ブレスレット付き。各色500本の限定生産で2024年8月現在、予約受け付け中となっている。2024年10月下旬配送予定しており、販売価格は1090ユーロ(日本円で約17万6000円)だ。 》Serica(セリカ) ※日本未上陸ブランドのため詳細は公式サイトを参照
文◎William Hunnicutt