<梶裕貴>「KUROMI’S PRETTY JOURNEY」ニコ役 「ドキッとしてもらえるように」 ライバルは?
収録では、監督から「とにかくイケメンキャラなので、決めるところは決めてほしい」というディレクションがあったといい、「真っすぐで、ウソがつけない性格という特徴もあるので、ふとした瞬間のキリッとしたセリフに、見ている方がドキッとするような言い回しができればなと意識しながら演じていました」と、思わずキュンとさせられるような“イケメン”ぶりが垣間見える瞬間もあるという。
◇梶裕貴のライバルとは?
クロミは自称マイメロディのライバルで、世界中を“クロミ化”するために奮闘している。梶さんに自身のライバルを聞いてみた。
「声優の代永翼くんとサンリオの人気キャラクター・KIRIMIちゃん.は関わりが深く、とても仲良しらしいのですが、彼は僕の同期で。だいぶ早い段階でサンリオさんとつながっていて、正直うらやましい!と思っていました(笑)。僕にとって代永くんは昔から、良き友であり、良きライバルなので、そういった意味では、ようやく自分も土俵に上がれたなと。新人時代は、週に2、3回会って、練習したり、遊んだりしていた思い出があります。友達としても、役者としても切磋琢磨(せっさたくま)してきた関係なので、ライバルは?と聞かれると、すぐに思い浮かぶのは、やはり代永くんですね。出会って20年という時間の中で、お互い声優としてご飯が食べられるようになって、プライベートでも家庭を持ったりして……そんな変化がすごくありがたく、すごく幸せに思います」
最後に「KUROMI’S PRETTY JOURNEY ~はちゃめちゃ!マルチバース大脱出!~」の見どころを聞いた。
「マルチバース世界にいるクロミちゃんは、このアニメシリーズでしか見られない特別なアバターばかり。ビジュアルも口調も雰囲気も全然違うので、『この世界には、どんなクロミちゃんがいるのかな?』と毎話楽しみにしていていただけるのかなと思います。個人的な推しは、少女マンガ風の“乙女”クロミちゃんです。いつもより頭身が高くて、それはもう目がキラッキラなんです!(笑)。あとは、なぜ今回ニコとクロミちゃんが出会ったのか? そして彼の目的は何なのか? そのあたりを楽しみにしていただきつつ、最後までご覧いただけたらうれしいですね」
(C)’24 SANRIO 著作(株)サンリオ