<梶裕貴>「KUROMI’S PRETTY JOURNEY」ニコ役 「ドキッとしてもらえるように」 ライバルは?
梶さんは、「KUROMI’S PRETTY JOURNEY」への出演が決まり、「すごくうれしかったです」と喜びを語る。
「サンリオさんとお仕事させていただくのは初めてだったので、めちゃくちゃうれしかったですね! いざ資料をいただくと、まさかの人型で驚きましたけど(笑)。何はともあれ、とにかくこの世界観に声優として関わらせていただけることが光栄でした。ニコはシンプルに格好良くて、それでいて天然さもある、とても可愛らしいキャラクター。クロミちゃんのパートナーということで、一体どんな話になるんだろうなと、すごく楽しみでした」
梶さん自身、幼い頃はサンリオのグッズが身近にあり、「僕は、けろけろけろっぴ、ポチャッコが世代で、コップやお弁当セットはサンリオのものを使っていましたね」と振り返る。
「サンリオピューロランドに行ってみたくて。ずっと憧れがあるんです。小さい頃、たまたま目の前を通り過ぎたことがあって……行きたいのに行けなくて、号泣した思い出があるくらい(笑)。今回、こうやって関わらせていただけたご縁もありますし、今は幼い娘がいるので、いつか連れて行ってあげたいなと。やっぱりサンリオ好きになってほしいなと思いますね」
最近の推しキャラはポチャッコだといい、「小さい頃から犬と暮らしてきたこともあって、なじみあるキュートさを感じます。それに、大人になって分かる良さっていうのもありますよね。子供の時とは可愛いなと思うポイントが変わっているような気がします。最近は、ポチャッコのつぶらな瞳がたまらなくて」と顔をほころばせていた。
◇決めるところは決めるイケメンキャラ キュンとさせられる瞬間も
梶さんが演じるニコは、クロミと共にマルチバースの世界を駆け巡るユニバース・パトロールの青年。仕事には真面目だが、失敗ばかりのド天然キャラで、ウソはつけないタイプだが、実は何かを隠しているという。
「ニコはすごく穏やかで、マイペース。きちんと仕事をこなせる有能さを持ちつつも、ほどよく天然な部分もある人なので、きっと誰からも愛されるキャラなんじゃないかなと。クロミちゃんとは性格的に真逆だと思いますが、その凸凹感が絶妙にナイスバディーで(笑)。良きパートナーになっていってくれるんじゃないかなと感じてます。演じる上では、作品のテンポがすごく速い中で、彼のおっとり感、マイペースな雰囲気をどうやったら出せるかなと、毎回工夫しながら収録していたのを覚えていますね。物語が進んでいくと、まさかのツッコミ役に回ったりもするので(笑)、しっかりと彼の幅を生かせるよう、丁寧なお芝居を心がけていました」