イライラする日はコレ食べて!葉物野菜とカリフラワーのストレス撃退レシピ
● チンゲンサイは“黒い点々”が できているものを選ぼう チンゲンサイもカルシウム豊富な野菜の1つ。中国料理でおなじみですが実は和風や洋風にも合います。 チンゲンサイ〈アブラナ科アブラナ属〉 チンゲンサイの旬:秋(10~12月) ほのかな甘みとシャキシャキ食感が魅力のチンゲンサイ。寒暖差に強く、冬に向けて気温が下がる秋の終わりごろにもっともおいしくなります。 チンゲンサイの栄養:(油に溶けやすい脂溶性栄養素)βカロテン、(水に溶けやすい水溶性栄養素)カリウム、ビタミンC、(どちらでもない無機質栄養素)鉄 など チンゲンサイの選び方:寒くなってくると茎の表面に現れる黒い斑点は「ゴマ症」と呼ばれており、病気ではなく甘みが強くなっているサインです。葉の色合いは品種によって異なるため、色の濃さではなく鮮やかさを見て、ピンと元気でみずみずしいものを選ぶといいでしょう。また、なかなか店頭では見かけませんが、最高においしいチンゲンサイは茎がラメ入りのようにキラキラしています。もし見かけたら、迷わず即買いしてください。 チンゲンサイの選び方のポイント ・葉の緑色が鮮やか ・茎が太い ・ずっしり重い チンゲンサイの処理法:チンゲンサイに多く含まれるβカロテンは脂溶性なので、中華炒めなど油を使う料理が◎。生でも食べられるくらい柔らかくみずみずしいのに、かなり加熱してしまってもシャキシャキ食感が残るので、葉もののなかでも扱いやすい野菜です。 チンゲンサイの保存法:濡れたキッチンペーパーで包み、ラップまたはチャック付きビニール袋に入れて冷蔵室へ(保存期間は1週間)。できれば立てて保存します。買ったときの袋の口が閉じられていれば、そのまま冷蔵室に入れてもOK。
農家だから知っている!おいしい野菜の食べ方 〈チンゲンサイと豚肉のバルサミコ炒め〉 チンゲンサイと豚肉をごま油で炒め合わせ、最後に濃厚で甘酸っぱいバルサミコ酢で仕上げます。その他、チンゲンサイは粗く刻んで餃子に入れたり、クリーム煮にしたりと、幅広い料理に使えます。 〈チンゲンサイのクリーム煮〉 チンゲンサイはクリームとも好相性。面倒な印象があるかもしれませんが、意外と手早くできます。ホタテやカニのほぐし身など魚介類を加えてもおいしいです。 ● ビタミンC豊富なカリフラワーは 小房に分けて冷凍すると長もち カリフラワーに多く含まれるビタミンCは、カルシウム+もう1つ、ストレス対策に役立つ栄養素です。 カリフラワー〈アブラナ科アブラナ属〉 カリフラワーの旬:冬(12~2月) カリフラワーは、寒くなるほどに甘みが増すため、2月ごろが一番の食べごろです。 カリフラワーの栄養:(水に溶けやすい水溶性栄養素)ビタミンC、葉酸、食物繊維、(水に溶けにくい不溶性栄養素)食物繊維 カリフラワーの選び方:花蕾(からい)がぎゅっと詰まっているのは栄養を十分吸収して健康に育ったということ。変色していたら傷む寸前なので避けましょう。カリフラワーは、もし葉付きだったら葉の色も必ずチェックしましょう。