ロレックス・上海・マスターズ

勝利したグリゴール・ディミトロフ[画像/ゲッティイメージズ]

男子テニスのロレックス・上海マスターズ（中国/上海、ハード、ATP1000）は7日、シングルス2回戦が行われ、第9シードのG・ディミトロフ（ブルガリア）が世界ランク73位のZ・ベルグス（ベルギー）を6-3, 3-6, 6-2で下し、2年連続3度目の3回戦進出を果たした。 【綿貫陽介、シナー、ジョコビッチら 上海マスターズ組合せ】 33歳で世界ランク10位のディミトロフが同大会に出場するのは2年連続8度目。昨年はベスト4に進出している。 世界ランク73位のベルグスとの顔合わせとなった2回戦は6日に開始したが、雨天の影響で試合途中で順延となり2日がかりの一戦となった。 第1セット、両者1度ずつブレークを奪い合い迎えた終盤の第8ゲームでディミトロフはこのセット2度目のブレークに成功し先行する。 続く第2セット、ディミトロフは第2ゲームでブレークを許す。その後ディミトロフはブレークバックを果たせず1セットオールに追いつかれる。 ファイナルセット、ディミトロフはファーストサービス時に73パーセントの確率でポイントを獲得し相手のブレークを1度に抑える。リターンゲームでは3度のブレークに成功し、2時間28分で接戦を取り切った。 勝利したディミトロフは3回戦で第20シードのA・ポピリン（オーストラリア）と対戦する。ポピリンは2回戦で世界ランク55位のM・キツマノビッチ（セルビア）を下しての勝ち上がり。