小林製薬の「紅麹」問題、消費者のサプリメント利用意向への影響はある? 摂取を減らすユーザーが4割超に
サプリメントの選定において重視するポイントは、紅麹サプリメントの健康被害問題前は「効き目や有効性」が71%、「価格」が66%、「成分」が50%。
紅麹サプリメントの健康被害問題後は「効き目や有効性」が62%、「成分」が56%、「国内製造/製造工場が品質管理等の認証を取得していること」が25%。特に「価格」を重視する傾向は、問題前の66%から、問題後は48%に減少した。
また、安全・安心なサプリメント摂取に向けて望むことを聞いたところ、「品質や販売に関して、今よりも厳しい許認可制度やルール、監査のしくみ」をあげたのは62%、「成分、原料、製造工場等が簡単に確認できるもの」が51%、「健康被害の事例が簡単かつ分かりやすく参照できるしくみ(ネット上の信頼できる情報など)が34%となった。
サプリメントの「品質や販売に関して、今よりも厳しい許認可制度やルール、監査のしくみ」を求める年代の割合は、「60歳代以上」が78%、「50歳代」が69%、「40歳代」が66%という結果で、年代が高いほど増えている。
□ 調査概要 ・調査対象:10代以上の男女 ・回答数:500サンプル ・調査期間:2024年4月9~12日 ・調査方法:インターネットによるユーザーリサーチ