発売1カ月で300台超…BYD、EVセダン「シール」受注好調
中国の電気自動車(EV)大手、比亜迪(BYD)の日本法人であるBYDオートジャパン(横浜市神奈川区、東福寺厚樹社長)は5日、旗艦モデルのセダン「シール」の累計受注台数が6月25日の発売から約1カ月で300台を超えたと発表した。テレビCMの効果も加わり、来店客数が増加。既販のスポーツ多目的車(SUV)「アット3」、小型車「ドルフィン」を含む7月単月の総受注台数は、同社として過去最高となる400台超を記録した。 シールのグレード別の受注構成比は後輪駆動の「シール」が71%、4輪駆動の「シールAWD」が29%。7月末に国のクリーンエネルギー自動車導入促進補助金(CEV補助金)の適用金額が決定し、シールは45万円、シールAWDは35万円となった。