アストン・ヴィラに所属るFWムサ・ディアビ[写真]=Getty images

アストン・ヴィラに所属するフランス人FWムサ・ディアビがサウジアラビアのアル・イテハドに移籍する可能性があるようだ。12日、フランスメディア『フットメルカート』、イギリスメディア『TEAMtalk』が伝えている。 　現在25歳のディアビは、パリ・サンジェルマンの下部組織出身。レンタル先のクトローネでプロデビューを果たした後、パリ・サンジェルマンへの復帰を経て2019年にレヴァークーゼンへ移籍。加入初年度から主力に定着すると、在籍4年間で、公式戦172試合に出場し、49ゴールを記録するなどブンデスリーガ屈指のウインガーに成長した。昨季に加入したアストン・ヴィラでも公式戦54試合に出場し、10ゴール9アシストを記録している。 　ディアビとアストン・ヴィラとの契約は2028年6月まで残っているとされているものの、報道によればサウジアラビアのアル・イテハドと個人合意に達したとのこと。『TEAMtalk』は、アル・イテハドがディアビ獲得に向けて5100万ポンド（約102億1800万円）を用意していると主張している。 　また、ディアビに対しては昨季もアル・イテハドと同じサウジ・プロフェッショナルリーグに所属するアル・ナスルからもオファーが届いていたものの、プレミア挑戦の夢のためにアストン・ヴィラ移籍を決断したと報じられていた。 　果たして、25歳の快速ウインガーはプレミア挑戦1年で終え、新たなリーグへ挑戦することになるのだろうか。