西友 台湾産米を販売開始 価格高騰続く国産より2割安
FNNプライムオンライン
コメの高騰を受けて、西友は割安感のある台湾産のジャポニカ米の販売を開始しました。 茶わんにこんもりと盛られた白いご飯。 1つは岩手県産で、もう1つは外国産のお米ですが、皆さんは見分けがつきますか。 西友が14日から関東エリアで販売を始めたのは、台湾産のジャポニカ米です。 5kg1袋が約2700円で、取り扱っている国産米よりも2割ほど安く日本産と同じ品種のため、見た目はもちろん香りや食感も近いといいます。 西友 商品物流本部・射手夏子さん: 価格が依然少し高いという中で、1つ客への選択肢として、新たに手頃な価格の台湾米を提供する。当面コメの価格がすぐに下がるという見込みがないので、しばらくは調達をしていきたい。 JA全農などコメの出荷団体と卸売業者との間で取引する際のコメの相対取引価格は、2024年9月、全銘柄平均で60kg当たり2万2700円と農林水産省が調査を開始して以来、過去最高を記録。 新米が出回り、品薄状態はほぼ解消されたものの、価格は依然、高止まりの状況が続いています。 総務省の調査でも、10月のコシヒカリ5kgあたりの価格が3787円と、2023年に比べ6割高くなっています。 西友は割安な台湾産米で節約ニーズに対応したい狙いです。
フジテレビ,経済部