村井知事 恒例の今年の漢字は「要」 5期目最後の1年「重要政策が目白押し」〈宮城〉
仙台放送
村井知事は1月8日、新年最初の定例会見に臨み、今年の漢字に「要」を選びました。今年は5期目の任期、最後の1年となります。 宮城県 村井知事 「この字でございます『要』。まさに20年の集大成。『要』の年になるだろうと思っております」 8日の会見で村井知事は「今年は人口減少対策、成長産業の誘致・育成、4病院の再編、宿泊税を活用した観光施策の立案など、重『要』政策が目白押しの1年になる」と話しました。 その観光施策については、多賀城市内にある「多賀城跡」に、朝廷による東北統治の政務や儀式が行われた政庁を復元させる考えを明らかにしました。 政庁は東西103メートル、南北116メートルに及び、県は現時点での復元費用を数十億円から100億円と見込んでいます。 宮城県 村井知事 「多賀城というものがなかなか全国的に認識をされていない。知名度向上に向け、10年から20年ぐらいのスパンで整備ができればなと思っています」 多賀城は創建から1300年となった去年、すでに「南門」が復元されています。県は来年度から国や関係者との協議を本格化させるとしています。
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