今も昔も変わらない夜道雪の青春バイク! KTM 390 DUKEで走ってみました! ~夜道雪のちょっと寄り道~
シート高も気にならない車体重量
初期型から変わらず390 DUKEは中型のわりにはシートが高いのですが、ここは現行も変わらず。なんなら少し高くなっています。初期型800mm、現行は820mm。
ただDUKEは本当に軽いのでこのシートの高さもさほど気になりません。身長155cm高校2年生の夜道でも乗れたくらいですから! バイクにおいて軽さはほんとうに正義ですね!
メーター見てください! フルカラーでもう全部の情報見えちゃってる。丸見え。全部見え。 初期型DUKEのゲームボーイみたいなモノクロデジタルメーターもあれはあれで好きだったけど、夜はやっぱりカラーの液晶メーターが見やすそう…。初期型DUKEを一生愛すると誓ったのに…浮気しちゃいそう……♡
では、乗っていきます!
何これ乗りやす!? DUKEの軽快さはそのままに、ヤンチャすぎた部分は抑えられてる、楽しく乗りやすい。そんな印象です!
特に乗りやすいと感じたのはハンドリング。 従来のDUKEは、ライダーがハンドリングの操作でグイグイと曲がっていくバイクでしたが、新型DUKEは進みたい方向に自然と車体が流れていくような感覚で、ハンドリングという感覚自体を忘れるような自然な乗り心地が好印象でした。 古参KTMマニアは、この自分で操る感覚が楽しかった人たちもいらっしゃると思いますが…DUKE特有の軽さいっぱいヒラヒラグングン進むあのヤンチャさはそのままです。
単気筒のトクトク音も気持ち重めな音色に変わり、高級感すらあります。少し気にしていた若干の車体重量の増加も、正直私如きにはサッパリ違いがわかりません。 「まあ、重たくなったと言われたら重くなったんかな?私にはよくわかんねえな」と本音がぽろっと…(笑)。 撮影中は、何度も同じコースを行ったり来たりして車体を切り返したりUターンをしたり結構大変なのですが、DUKEならそれらの心配は全くありません。心なしかハンドルの切角も大きくなった?気がします。とっても曲がりやすい。 ちょっとスピードを出せば、車体の軽さを体感できるぶっ飛び具合が初期型から変わらない、元気いっぱいな走り!