宇部市長選挙、現職の篠崎圭二氏が無投票で再選「まだたくさんの課題がある」「より良い宇部市を作る」
山口県宇部市長選が20日、告示され、現職の篠崎圭二氏(43)(無所属=自民、公明推薦)のほかに立候補の届け出はなく、篠崎氏が無投票で再選を果たした。市長選が無投票となったのは2017年以来で、記録が残る1947年以降で3回目。 【写真】山口県宇部市の公園に刺さったエヴァンゲリオンの「ロンギヌスの槍」
篠崎氏はこの日、午前9時半から山口宇部空港近くのグラウンドで出陣式に臨んだ。柳居俊学・県議会議長や公明党県本部の石丸典子代表、連合山口の伊藤正則会長らが駆けつけ、応援演説で激励。ガンバロー三唱で気勢を上げた後、選挙カーに乗り込んで遊説へと出発した。
午後5時で立候補の受け付けが締め切られ、再選が決定。市内のホテルに集まった支援者らと万歳三唱で祝った。
篠崎氏は「市にはまだたくさんの課題がある。市民や国や県の力を借りながら乗り越えていくことが2期目の大きなミッション」とし、「より良い宇部市を作り、次世代につないでいくことに4年間力を入れていきたい」と抱負を述べた。