【全日本総合バドミントン2023】「いろいろ試しながらやるようにしていた」(奈良岡功大)
日本一を争う「第77回全日本総合バドミントン選手権」が、東京・武蔵野の森総合スポーツプラザで12月25日に開幕した。大会3日目が行なわれた27日は、各種目の2回戦を実施。ここでは注目選手たちのコメントを紹介する。 【全日本総合バドミントン2023】男子シングルス・トーナメント表<随時更新> 奈良岡功大(FWDグループ) 男子シングルス2回戦:沖本優大(埼玉栄高)に21-15、21-16で勝利 ――じっくりとラリーをした印象 相手はレシーブがうまく、スマッシュもカットもクリアーもいい。スキルがあってうまいと思っていたので、まずは相手を見ながらやるようにしました。 ――自分から攻めることもできたと思うが? ちょくちょくやっていたと思いますが、そこまで(スピードを)上げる必要もないと思って、ゆっくりとやっていました。 ――省エネの考えもあった? 疲れないようにと考えながらやっていました。(コートの)奥にくるだろうとわかっていたので、きてもいいぞという感じです。試合が多いですし、ここで無理をせず、できるだけゆっくりやろうと思っていました。 ――スマッシュの打ち方も試している? たまにハーフに強く打つことだったり、スマッシュの角度だったり、カットを(スマッシュと)同じフォームで打てればいいなと思ったりしていて、いろいろと試しながらやっています。でも、今日は相手のレシーブがよかったです。結構、返ってきたなという印象でした。 ――明日は同学年の高橋洸士選手で、ライバル視されている LINEで連絡が来て「総合に出るの?」と聞かれたので「出るよ」と言ったら(対戦を)やりたいと言っていましたね。お互いがそこ(準々決勝)まで行ければ、みたいな話をしました。 ――高橋選手は「奈良岡世代」ではなく「高橋世代」と言ってもらえるようにしたいと話していた 高校から何回も試合をやっている相手で、一昨年の総合以来の対戦だと思います。相手がどれだけになっているかわからないですけど、強いのは強いので、気は抜けない。しっかりとラリーをしてきて、カットやレシーブがうまい選手だと思っています。(ラリー勝負?)ラリーをしたらきついので、その時のインスピレーションでやりたいと思います(笑)。
取材・構成/吉井信行、平野貴也、バドミントン・マガジン編集部 写真/菅原淳