秋田にスペシャルティー専門カフェ「ヴィスタ」 国際教養大OBが開業
カフェ「ヴィスタ・コーヒー・ロースターズ」(秋田市中通7)が秋田駅西口の明田地下道近くに開業して、1月7日で1カ月がたった。(秋田経済新聞) 【写真】「ヴィスタ・コーヒー・ロースターズ」のカウンター 昨年12月7日に同店を開業したのは、国際教養大学(雄和)に在学中の2021年12月に自家焙煎(ばいせん)コーヒーの販売を始めた源田純さんと入澤敦也さんの2人。 3、4種のスペシャルティーコーヒー(500~800円)を用意し、「最大限に香りや味わいを引き出すことができる」という首の部分がすぼまり、口が広がったつぼのような形のコーヒーカップで提供する。コーヒーの抽出は、ドリップのほか、エスプレッソマシンを使うカフェラテやエアロプレスなどから選ぶことができる。カウンター席6席、コの字型ベンチに6席を設ける。 「コーヒー豆ごとの魅力を、楽しみながら直感的に知ってもらいたい」と、ガラス製シリンダーに入れたコーヒー豆の香りを嗅ぐことができる空気ポンプ付きラッパや、コーヒーの特徴を紹介するために入澤さんが制作したアニメーションなどを表示するタブレット型端末を店内に備える。 源田さんは「感覚的にコーヒー豆を選んでもらえるよう工夫して営業している。スペシャルティーコーヒーの楽しみを秋田で広めていければ」と話す。 営業は土曜・日曜の10時~16時。4月から営業日を増やす予定。
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